主要参考図書『論語新釈』宇野哲人著 講談社学術文庫
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読み方「まなんで おもわざれば すなわち くらく、おもうて まなばざれば すなわちあやうし」 (意味)学ぶだけで考えなければ深い理解にはほど遠く、考えるだけで学ばなければ空想に過ぎずあやうい。 →
現代の日本人は、知識を学ぶだけで考えることをしない。 読み方「いたんを せむるは、これ がい のみ」 (意味)異なる学説を攻撃するのは、ただ感情的に対立するだけで害のみである。 →
自分の意見と違うからと真っ向から反論するのは、害が大きい。 読み方「これを しるを これを しると なし、しらざるを しらずと せよ。これしるなり」 (意味)知っていることを知っている、知らないことを知らないとせよ。これが真に知るということだ。 →
この平凡なことがなかなか難しい。 読み方「おおく ききて うたがわしきを かき、つつしんで その よを いう、すなわちとがめ すくなし。おおく みて あやうきを かき、つつしんで その よを おこなう、すなわちくい すくなし。いうて とがめ すくなく、おこない くい すくなければ、ろくその うちに あり。」 (意味)多く聞いても確信できないことは除いて、それ以外の間違いないところを人に言えばとがめられることは少ない。多く見てもあやうい行為は除いて、それ以外の正しいと信じる行為を行えば後悔することは少ない。発言してとがめられることが少なく、行って後悔が少なければ、評判が良くなって仕事の場所を得、お金は入ってくるものだ。 読み方「なおきを あげて もろもろの まがれるを おけば すなわち たみ ふくす。まがれるをあげて もろもろの なおきを おけば すなわち たみ ふくせず。」 (意味)正義の人を採用して正義に反する人を用いなければ民は服します。正義に反する人を採用して正義の人を用いなければ民は服しません。 読み方「これに のぞむに そうを もって すれば すなわち けいす。」 (意味)国民に対して心から容貌に威厳をたたえて接すれば、国民は上の人を尊敬します。 読み方「こう じ なれば すなわち ちゅうなり。」 (意味)自分の親には孝をつくし、国民には慈愛を施すならば、国民は上の人に忠をつくします。 読み方「ぜんを あげて ふのうを おしうれば すなわち すすむ。」 (意味)国民のうち善を行う者は採用し、善を行うことができない者には善を教えて導けば、国民は努力して善を行うようになる。 読み方「ひとに して しん なきは、その か なるを しらざる なり。」 (意味)人に信という徳がなくて、それでよいというのは私にはわからない。 読み方「しちょう とう。じっせい しるべきか。し いわく、いんは かの れいに よる。そんえき する ところ しるべきなり。しゅうは いんの れいに よる。そんえき する ところ しるべきなり。それ あるいは しゅうに つがん ものは、ひゃくせいと いえども しるべきなり。」 (意味)子張「十代後の王の時代のことが先生はわかりますか」孔子「殷は夏の礼を継いだが、何を減らして何を増やしたかは今わかる。周は殷の礼を継いだが、何を減らして何を増やしたかは今わかる。だから今後周を継いで王になる者がどうするかは百代後のことでも推し量ることができるよ。」 読み方「その きに あらずして しかして これを まつるは へつらうなり。」 (意味)自分が祭るべき祖先の霊でもないのに、これを祭るのは諂っているのである。」 読み方「ぎを みて なさざるは ゆう なきなり。」 (意味)正しくて当然為すべきなのにしないのは、勇気が無いのである。」 |